甘死（読み）かんし

精選版 日本国語大辞典

かん‐し【甘死】

〘名〙 あまんじて死ぬこと。死をいとわないこと。〔漢語字類（1869）〕〔説苑‐指武〕

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【甘死】かんし

甘んじて死ぬ。〔説苑、指武〕唯だたざるをれて、其の身をる。故に必死は樂死に如かず、樂死は甘死に如かず、甘死は義死に如かず、義死は死をること歸するが如くなるに如かず。

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出典　平凡社「普及版 字通」