(読み)ひょう

精選版 日本国語大辞典 「瓢」の意味・読み・例文・類語

ひょう ヘウ【瓢】

〘名〙
① ひょうたん。ひさご。なりひさご。ふくべ
② ひょうたんの内部をくりぬいて酒を盛ったり、水をくんだりするのに用いるもの。ひさご。ふくべ。また、それにくんだ酒などの量をかぞえるのに用いる語。助数詞として用いる時は「びょう」「ぴょう」ともいう。〔十巻本和名抄(934頃)〕 〔荘子‐逍遙遊〕

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デジタル大辞泉 「瓢」の意味・読み・例文・類語

ふくべ【×瓢/×瓠/×匏】

瓢箪ひょうたんのこと。特に、その果実から作った容器。酒などを入れる。 秋》
ユウガオ変種。果実は苦味が強く、果皮が堅い。容器にし、また観賞用。まるゆうがお。
[類語]真桑瓜メロン西瓜烏瓜夕顔瓢箪糸瓜へちまひさご胡瓜白瓜カボチャ唐茄子冬瓜とうがん苦瓜

ひょう〔ヘウ〕【×瓢】

瓢箪ひょうたんのこと。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「瓢」の解説

瓢 (フクベ)

学名Lagenaria siceraria var.depressa
植物ウリ科の夕顔の品種

瓢 (ヒサゴ・ヒョウ;フクベ)

植物。ウリ科のつる性一年草,園芸植物ヒョウタン別称

瓢 (ヒサゴ)

植物。夕顔の別称

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