精選版 日本国語大辞典 「璇璣・琁璣・璿璣・旋機」の意味・読み・例文・類語
せん‐き【璇璣・琁璣・璿璣・旋機】
[1] 〘名〙
① (「璇」「琁」「璿」は美しい玉の名称。「璣」は回転仕掛けの機械の意) 北斗七星によって星宿の位置を測定したところから、美しい珠(たま)で飾った天文観測の器、渾天儀(こんてんぎ)のこと。璇璣玉衡(せんきぎょっこう)。
② (古く、天子が天の運行を見て政治を行なったところから) 政治をいう。まつりごと。
※朝野群載‐一二・昌泰元年(898)一一月二一日「莫レ不下在二琁璣於七政一。和中玉燭於四時上」
[2] 北斗七星。また、北斗七星の第一星から第四星。一説に第二星と第三星。
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