デジタル大辞泉
「瑠璃色」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
るり‐いろ【瑠璃色】
〘名〙
※竹取(9C末‐10C初)「金、しろかね、るりいろの水、山より
流出たる」
※
世俗浅深秘抄(1211‐13頃)下「八条太相国実行公参
二公家㝡勝講
一時。着
二瑠璃色下襲
一」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
るりいろ【瑠璃色】
色名の一つ。JISの色彩規格では「こい紫みの青」としている。一般に、宝石の瑠璃のような紫みを帯びた濃い青のこと。瑠璃は仏教でいう七宝の一つ。日本でも古くから知られていた。宝石の英名はラピスラズリ(lapislazuli)で、色名はウルトラマリンブルー(ultramarine blue)。原料となる鉱物はラズライト(lazurite)。日本では青金石という。天藍石の英名ラズライト(lazulite)とカタカナ表記では同じだが欧文のスペルが違う。天藍石は青色顔料群青の原料で、その色を群青色という。また瑠璃はガラスを意味する言葉としても使われる。
出典 講談社色名がわかる辞典について 情報