デジタル大辞泉
「瑟瑟」の意味・読み・例文・類語
しつ‐しつ【×瑟×瑟】
[ト・タル][文][形動タリ]
1 風が寂しく吹くさま。
「楓葉荻花秋は―たる刀祢河あたりの渡船で」〈荷風・濹東綺譚〉
2 波の立つさま。
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しつ‐しつ【瑟瑟】
〘形動タリ〙
① 風の静かに寂しく吹くさま。
※
菅家文草(900頃)五・仲秋釈奠、聴講礼記、同賦養衰老「秋風瑟々養
二々
一、欲
レ落
二年花
一気力多」 〔梁簡文帝‐大同十一月庚戌詩〕
② 波の立つさま。また、波の立つ音のさま。また、波などのさびしい碧色のさま。
※菅家文草(900頃)二・山家晩秋「幾臨
二瑟瑟寒声水
一、又対
二蕭々暮景山
一」 〔
白居易‐早春憶微之詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「瑟瑟」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報