現を抜かす(読み)ウツツヲヌカス

デジタル大辞泉 「現を抜かす」の意味・読み・例文・類語

うつつか・す

ある事に夢中になり、心を奪われる。「競馬競輪に―・す」

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精選版 日本国語大辞典 「現を抜かす」の意味・読み・例文・類語

うつつ【現】 を 抜(ぬ)かす

ある物事に心を奪われて、夢中になる。気をとられてうっとりとなる。
浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)三「只夢のやうになって、うつつをぬかしけるに」
牛部屋の臭ひ(1916)〈正宗白鳥〉二「鳴物などの芸事には子供の折から現を脱かす質(たち)で」

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