珍説・椿説(読み)ちんせつ

精選版 日本国語大辞典 「珍説・椿説」の意味・読み・例文・類語

ちん‐せつ【珍説・椿説】

〘名〙
① めずらしい話。変わった話。珍談
※浮世草子・万の文反古(1696)四「西国の珍節(チンセツ)ども御聞せくだされ」 〔荀子正名
② めずらしい意見。また、とっぴな意見。論拠のないとっぴな説。
※中野重治論‐よみちがえ(1946)〈荒正人〉「なかの・しげはるはここで珍説をだしている」

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