珍しい(読み)メズラシイ

デジタル大辞泉 「珍しい」の意味・読み・例文・類語

めずらし・い〔めづらしい〕【珍しい】

[形][文]めづら・し[シク]《動詞「ず」から派生した語》
見聞きすることがまれである。普通とは違っていて目新しい。めったになくて貴重である。「―・い鳥を飼う」「―・く早起きする」「最近の彼には―・く機嫌がいい」「都会には―・い純朴な青年
賞美する価値がある。すばらしい。
「難波人葦火あしひ焚く屋のすしてあれど己が妻こそとこ―・しき」〈・二六五一〉
[派生]めずらしがる[動ラ五]めずらしげ[形動]めずらしさ[名]
[類語](1めずらまれ稀有けう異例ちん珍稀ちんき珍貴珍奇たま得難い貴重珍重貴い高貴大切重要異彩奇跡的奇しくも期せずしてまぐれたま未曽有空前絶後前代未聞不可思議変則的変則変格破格イレギュラー異常特異異状非常別条異様奇警法外理不尽非理不条理不合理非合理れる脱線狂い踏み外す逸脱ずれるずれ型破り例外例外的風変わり格外

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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