王后(読み)おうこう

精選版 日本国語大辞典 「王后」の意味・読み・例文・類語

おう‐こう ワウ‥【王后】

〘名〙 きさき。皇后
法隆寺伽藍縁起并流記資財帳‐天平一九年(747)「奉為上宮聖徳法王、癸未年三月、王后敬造而請坐者」 〔礼記‐祭統〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「王后」の意味・読み・例文・類語

おう‐こう〔ワウ‐〕【王后】

きさき。皇后。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「王后」の読み・字形・画数・意味

【王后】おう(わう)こう

君王。また王の正夫人。〔戦国策、秦五〕(呂)不曰く、王、年高く、王后に子無し。

字通「王」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の王后の言及

【皇后】より

…后には〈きみ〉と〈のち〉の二つの意味があり,皇后にも至尊の地位を表すとする説,天子の後に従うことをいうとする説がある。周王の正妻は王后とよばれ,皇后の名称が行われるのは,皇帝号の始まった秦の始皇帝以後である。皇后の別称である椒房は,その宮殿を土と椒を交ぜ合わせたもので塗り,温かく香ばしく実の多いことをねがったことによる。…

※「王后」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android