旺文社世界史事典 三訂版 「王 安石」の解説
王 安石
おうあんせき
北宋の政治家・文章家
江西の人。字 (あざな) は介甫 (かいほ) ,号は半山。1042年進士となり,地方官を歴任して地方政治の実際を体験し,仁宗 (じんそう) に『万言書』で政治の乱れを指摘した。神宗の下で宰相となり,神宗の信頼下に財政や軍制の改革を意図した新法を実施。一定の効果は現れたが,特権維持をのぞむ旧法党の反対で辞任した。文章家としても唐宋八大家のひとりに数えられる。
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