玉貝・珠貝(読み)たまがい

精選版 日本国語大辞典 「玉貝・珠貝」の意味・読み・例文・類語

たま‐がい ‥がひ【玉貝・珠貝】

〘名〙
※長久元年庚申良子内親王貝合(1040)一六「浦近み夜来る舟のともす火の影かと見えて光る玉貝」
② タマガイ科に属する巻き貝総称。殻の形は球形または半球形。砂泥底にすみ、砂中をもぐり二枚貝などに穴をあけて食べる。砂茶わんと呼ばれる、砂の茶わんを伏せたような形の卵塊をつくる。ツメタガイ、フロガイ、モクメダマなどの種がある。〔大和本草批正(1810頃)〕

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