精選版 日本国語大辞典 「玉藻刈」の意味・読み・例文・類語
たまも‐かる【玉藻刈】
枕
※古今六帖(976‐987頃)六「玉もかるおほくの浦の浦風につつじの花は散りぬらんかも」
② 転じて、海や水に関係深い「沖」「井堤(ゐで)」「舟」「池」などにかかる。中には、実景の描写をかねたつもりのものもある。
※万葉(8C後)一・七二「玉藻苅(たまもかる)沖辺は漕がじしきたへの枕のあたり忘れかねつも」
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