玉舟宗璠(読み)ぎょくしゅう そうばん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉舟宗璠」の解説

玉舟宗璠 ぎょくしゅう-そうばん

1600-1668 江戸時代前期の僧。
慶長5年生まれ。山城(京都府)の人。臨済宗(りんざいしゅう)大徳寺の玉室宗珀(そうはく)の法をついで住持をつとめ,茶人片桐石州が寄進した同寺高林庵,大和慈光院の開山となる。茶の湯をたしなみ,一行書きの墨跡を多数のこす。寛文8年11月18日死去。69歳。俗姓伊藤諡号(しごう)は大徹明応禅師。著作に「春睡稿」「碧巌秘鈔」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android