玉の砌(読み)たまのみぎり

精選版 日本国語大辞典 「玉の砌」の意味・読み・例文・類語

たま【玉】 の 砌(みぎり)

① 玉を敷いたように美しい石畳。また、美しい庭。
長秋詠藻(1178)中「君が代をのどかなりとや水鳥もたまのみぎりにつばさ敷くらん
天皇法皇のおそば。高貴な方のいるところ。
※半井本保元(1220頃か)上「玉の砌にちかづきし月卿雲客も御詞を聞かぬ」

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