玄象（読み）げんしょう

精選版 日本国語大辞典

げん‐しょう ‥シャウ【玄象】

[1] 〘名〙 天のこと。天の物象。日月星辰の類。

※新古今（1205）真名序「玄象天成、五際六情之義未_レ著」 〔説苑‐弁物〕

[2] ⇒けんじょう（玄上）

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【玄象】げんしよう（しやう）

天象。〔晋書、氷伝〕汪、冰に謂ひて曰く、頃(このごろ)天度を錯(あやま)る。足下宜しく禦のを盡すべしと。冰曰く、玄象豈に我が測るならんや。正に當(まさ)に人事をめ盡すべきのみと。

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出典　平凡社「普及版 字通」