玄海町(読み)ゲンカイチョウ

デジタル大辞泉 「玄海町」の意味・読み・例文・類語

げんかい‐ちょう〔‐チヤウ〕【玄海町】

玄海

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日本歴史地名大系 「玄海町」の解説

玄海町
げんかいちよう

面積:三五・八〇平方キロ

東松浦郡の北西部にあたる上場うわば台地の西部を占める。北は鎮西町、東は唐津市、南は肥前町と境する。西は陸地沈降によって形成されたリアス式海岸で、伊万里湾に連なる外津浦ほかわづうら湾・仮屋かりや湾の深い入江があり、多くの無人島が点在し、多くの暗礁や瀬が海岸近くにある。低い台地が大半で、河川は唐津市大良だいら地区に源を発する有浦ありうら川が仮屋湾に注ぐが、他の小河川は流れがきわめて短く水量に乏しい。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「玄海町」の意味・わかりやすい解説

玄海〔町〕
げんかい

佐賀県北西部,東松浦半島の西部,玄界灘にのぞむ町。 1956年有浦村,値賀村が合体して町制。 57年切木村の一部を編入背後の玄武岩台地は俗に上場台地と呼ばれ,タバコミカン乳牛肉牛を産する。仮屋湾では真珠,タイの養殖も行われる。北西端の値賀崎には 75年に運転を開始した九州最初の原子力発電所がある。沿岸一帯は玄海国定公園に属する。半島一周道路の国道 204号線が縦走する。面積 35.92km2人口 5609(2020)。

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