玄月(読み)ゲンゲツ

デジタル大辞泉 「玄月」の意味・読み・例文・類語

げんげつ【玄月】[人名]

[1965~ ]小説家大阪の生まれ。本名玄峰豪ヒョンボンホ。在日韓国人二世。「蔭の棲みか」で芥川賞受賞。他に「悪い噂」「おしゃべりな犬」など。

げん‐げつ【玄月】

陰暦9月の異称 秋》

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精選版 日本国語大辞典 「玄月」の意味・読み・例文・類語

げん‐げつ【玄月】

〘名〙 陰暦九月の異称。《季・秋》
本朝文粋(1060頃)一一・寒菊戴霜抽詩序〈大江朝綱〉「白蔵七旬、玄月九日」 〔国語‐越語下〕

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玄月」の解説

玄月 げんげつ

1965- 平成時代の小説家。
昭和40年2月10日大阪生まれ。在日韓国人2世。家業製靴業をつぐ一方,大阪文学学校でまなぶ。同人誌「白鴉(はくあ)」に作品を発表し,平成11年「舞台役者の孤独」で小谷剛文学賞。12年大阪の下町を舞台に在日韓国・朝鮮人社会の変容をえがいた「蔭の棲みか」で芥川賞をうけた。大阪市立南高卒。本名は玄峰豪(ヒヨン-ボンホ)。作品はほかに「異物」「山田太郎と申します」など。

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普及版 字通 「玄月」の読み・字形・画数・意味

【玄月】げんげつ

旧九月。

字通「玄」の項目を見る

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367日誕生日大事典 「玄月」の解説

玄月 (げんげつ)

生年月日:1965年2月10日
昭和時代;平成時代の小説家

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