(読み)オソ

デジタル大辞泉 「獺」の意味・読み・例文・類語

おそ〔をそ〕【×獺】

カワウソ別名
「片身さかうて―が食べてござる」〈虎明狂・鱸庖丁

うそ【×獺】

カワウソの別名。おそ

だつ【×獺】

カワウソの別名。

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精選版 日本国語大辞典 「獺」の意味・読み・例文・類語

かわ‐おそ かはをそ【獺】

〘名〙 =かわうそ(獺)
尺素往来(1439‐64)「獺(カハヲソ)
※天理本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初)「かたみさかうて、川をそがくらうた」

おそ をそ【獺】

〘名〙 (「かわおそ」の略) =かわうそ(川獺)
※四分律行事鈔平安初期点(850頃)「若し狙(ヲソ)の毛を用ゐて蓐にいる」

うそ【獺】

〘名〙 動物「かわうそ川獺)」の異名。「うそ(嘘)」に掛けて用いられることもある。
※歌謡・閑吟集(1518)「人のすがたは花うつぼやさし、さしておふたりや、うそのかはうつぼ」

だつ【獺】

〘名〙 「かわうそ(獺)」のこと。
※子規句集(1909)明治三五年「茶器どもを獺の祭の竝べ方」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「獺」の解説

獺 (カワウソ)

学名Lutra lutra
動物。イタチ科の獣

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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