獣的(読み)じゅうてき

精選版 日本国語大辞典 「獣的」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐てき ジウ‥【獣的】

〘形動〙 けだもののようなさま。けだものじみたさま。
東京日日新聞‐明治二九年(1896)一一月一三日「彼等の躰質の獣的健康に驚くべきか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「獣的」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐てき〔ジウ‐〕【獣的】

[形動]人間が、理性を忘れて本能に任せて振る舞うさま。動物的。
「その愛し方が、たまたま―な感じを与える事は」〈志賀・邦子〉
[類語]生理的本能的獣性動物的非論理的直感的感覚的官能的感情的恣意的サディズムサディスティックサディストサドエスフェティシズムフェチフェティシスト加虐加虐性愛嗜虐嗜虐的嗜虐症残虐猟奇猟奇的性的倒錯

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android