獣帯(読み)じゅうたい

精選版 日本国語大辞典 「獣帯」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐たい ジウ‥【獣帯】

〘名〙 黄道南北それぞれ約八度ずつとった帯状部分。太陽・月および主な惑星はこの中を運行する。黄道帯。全周が黄道十二宮に分けられる。
※遠西観象図説(1823)上「獣帯、ヂーレン・リーム、年圏の別名

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デジタル大辞泉 「獣帯」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐たい〔ジウ‐〕【獣帯】

黄道帯こうどうたい

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「獣帯」の意味・わかりやすい解説

獣帯
じゅうたい
zodiac

黄道の南北それぞれ8°または9°ずつ,幅 16°~18°の帯状の地帯をいう。ここに位置する 12星座 (黄道十二宮 ) のほとんどが動物名であることからこの名が生れた。

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改訂新版 世界大百科事典 「獣帯」の意味・わかりやすい解説

獣帯 (じゅうたい)

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百科事典マイペディア 「獣帯」の意味・わかりやすい解説

獣帯【じゅうたい】

黄道十二宮

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世界大百科事典(旧版)内の獣帯の言及

【黄道十二宮】より

…前2100年ころの楔形文字板に黄道十二宮の痕跡があり,はじめはバビロニア天文学において使用され,前800年以後ギリシアに伝えられたとされている。宮のほとんどが動物名で表され,その名称がそのまま星座名にもなったが,黄道帯はギリシア語ではもともと動物を意味し,したがって獣帯ともよばれた。この黄道帯の12宮は,太陽,月,惑星の位置を示すために用いられたが,たとえば太陽はひと月に一宮ずつ移動する。…

※「獣帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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