精選版 日本国語大辞典 「猿手」の意味・読み・例文・類語
さる‐で【猿手】
〘名〙
① 猿がしきりに手を動かすこと。また、その手。転じて、絶えず、しきりに手を動かすこと。また、そのような手つき。〔日葡辞書(1603‐04)〕
※俳諧・崑山集(1651)一一「月よりも先木の実とる猿手哉〈可笑〉」
※俳諧・犬子集(1633)一「今日年をさるでや太刀の鞆頭〈慶友〉」
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