猿幟(読み)サルノボリ

デジタル大辞泉 「猿幟」の意味・読み・例文・類語

さる‐のぼり【猿×幟】

くくり猿をつけたのぼり祭礼のときなどに立てた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「猿幟」の意味・読み・例文・類語

さる‐のぼり【猿幟】

〘名〙 くくり猿をつけた、のぼり。四角の布に綿を縫い込み、四すみを足と見立て、別に頭を縫いつけて猿の形につくったものを、のぼりにつけて、五月人形などの飾りとしたもの。くくりざる。
※俳諧・富士石(1679)二「売子すら雲に叫や猿幟〈可躍〉」

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