猿の人真似(読み)さるのひとまね

精選版 日本国語大辞典 「猿の人真似」の意味・読み・例文・類語

さる【猿】 の 人真似(ひとまね)

よく考えもしないで他人所作をまねること。うわべだけ他人のまねをして飾ることのたとえ。猿が人真似。〔諺苑(1797)〕
滑稽本浮世床(1813‐23)初「障子を張るの腰張をするの屏風を拵(こせへ)るのと云ても猿(サル)の人真似(ヒトマネ)で」

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デジタル大辞泉 「猿の人真似」の意味・読み・例文・類語

さる人真似ひとまね

しっかりした考えもなしに人のまねをすることをあざけっていう言葉

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