献上の鴨(読み)ケンジョウノカモ

デジタル大辞泉 「献上の鴨」の意味・読み・例文・類語

献上けんじょうかも

江戸時代将軍に献上する鴨の足を白い紙で包んだところから》着物に似合わず、足袋たび履物をりっぱにしている者を、ののしっていう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「献上の鴨」の意味・読み・例文・類語

けんじょう【献上】 の 鴨(かも)

(江戸時代、将軍へ献上する鴨の脚を白紙で巻き包んだところから) 着物に似合わず、足や足袋ばかりを白くしている者。または、足袋や下駄に金をかける者をののしっていう語。

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