狭物(読み)さもの

精選版 日本国語大辞典 「狭物」の意味・読み・例文・類語

さ‐もの【狭物】

〘名〙 狭く小さいもの。多く「鰭(はた)の狭物」の形で用いられ小さい魚の意を表わす。さきもの。
書紀(720)神代上(兼方本訓)「鰭(はた)の広(ひろもの)、鰭(はた)の狭(サモノ)亦口より出づ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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