独眼(読み)どくがん

精選版 日本国語大辞典 「独眼」の意味・読み・例文・類語

どく‐がん【独眼】

〘名〙 一つの目。また、片方の目しか見えないこと。片目隻眼
※天国の記録(1930)〈下村千秋〉六「主人は、その独眼をギシギシ音のするやうに光らしながら、おきみへ言ひ掛けた」

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デジタル大辞泉 「独眼」の意味・読み・例文・類語

どく‐がん【独眼】

ひとつの目。片目。隻眼せきがん

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普及版 字通 「独眼」の読み・字形・画数・意味

【独眼】どくがん

片目。〔旧五代史、唐、武皇紀上〕長安を收め、軍勢甚だ雄なり。侯の師皆之れを畏る。武皇、一目眇なり。故に其の時號して獨眼と爲す。

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