独孤思貞墓(読み)どくこしていぼ

世界大百科事典(旧版)内の独孤思貞墓の言及

【長安】より

…隋・唐代の墓地は西安市の東西郊外で多数発見されている。なかでも精巧な家形石棺と豪華な金,銀,ガラス器をもった隋文帝の曾孫李静訓墓(608∥大業4),高松塚古墳と同笵の海獣葡萄鏡をもつ独孤思貞墓(698∥聖暦1),多数の精美な唐三彩俑を出土した鮮于庭誨墓(723∥開元11)などは紀年が明確で豊富な副葬品をもった高級貴族墓である。西安市何家村の窖蔵からは多数の金銀器とともに和同開珎,ビザンティン,ササン金銀貨が発見され,世界都市長安の様相をしのばせる。…

※「独孤思貞墓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android