精選版 日本国語大辞典 「独善」の意味・読み・例文・類語
どく‐ぜん【独善】
〘名〙 (「孟子‐尽心上」の「窮則独善二其身一、達則兼善二天下一」による語)
※経国集(827)二〇・下毛野虫麻呂対策文「原夫公渉二清虚一、契帰二於独善一」
② 客観性がなく自分だけが正しいと考えること。ひとりよがり。
ひとり‐よがり【独善】
〘名〙 (形動) 自分ひとりだけでよいと思いこんで、他人の言うことを聞こうとしないこと。また、そのさま。どくぜん。
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