狩猟税(読み)しゅりょうぜい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「狩猟税」の意味・わかりやすい解説

狩猟税
しゅりょうぜい

各道府県知事から狩猟者の登録を受ける者に課される道府県税目的税であり,税収鳥獣の保護および狩猟に関する行政の実施費用にあてられる。1963年に狩猟者税が改編され,免許を受ける際に課せられる法定普通税の狩猟免許税と,狩猟を行なう際に課せられる目的税の入猟税が設けられた。1979年狩猟免許税が狩猟者登録税に改称。2004年狩猟者登録税と入猟税が統合され,狩猟税が創設された。(→租税

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