狂僧(読み)きょうそう

精選版 日本国語大辞典 「狂僧」の意味・読み・例文・類語

きょう‐そう キャウ‥【狂僧】

〘名〙
精神状態が普通でなくなった僧。
俳諧・初懐紙評註(1686)「神社には仏者を忌む物なり。参詣の僧も神前には狂僧也」
世俗をはなれて風雅の道に徹した僧。
※東大寺続要録(1281‐1300頃)「狂僧乗興𢌞雪秀句答辨之風情

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android