犬川荘介(読み)いぬかわ そうすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「犬川荘介」の解説

犬川荘介 いぬかわ-そうすけ

滝沢馬琴の読み本「南総里見八犬伝」の登場人物。
里見八犬士のひとりで義の玉をもつ。犬塚信乃義兄弟となり,里見家につかえる。扇谷(おうぎがやつ)定正の侵攻に,犬田小文吾とともに下総(しもうさ)行徳の防衛にあたる。のち安房(あわ)小長狭(こながさ)城主となった。作品は文化11年(1814)から天保(てんぽう)13年(1842)にかけて刊行

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android