ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「犠牲」の意味・わかりやすい解説
犠牲
ぎせい
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…そしてロバートソン・スミスと同様に彼も,儀礼には社会の統合を増す機能があると唱えた。 上記の2人が対象とした儀礼は,主として犠牲の祭儀であり,彼らの分析はその儀礼の内容のうち,殺す行為の意味と殺される獣の役割に向けられていた。一方,ハリソンJane H.Harrisonとファン・ヘネップの2人は,儀礼の形態と構造に関する研究において意義ある貢献をなした。…
…祭壇は供進された供物を媒介として神的存在と人との通路づけの場であり,両者をつなぐ儀礼的な聖なる空間を構成する。祭壇の原意についてみると,祭壇を意味するヘブライ語mizbēaḥでは〈犠牲の場所〉で,犠牲動物を屠殺し焼いたり,血をささげる壇か,供進して香をたく壇を意味する。古代アラビア人は自然石の祭壇のかたわらで犠牲動物をほふり,その血を祭壇の上ないし基底部に注ぎかけた。…
…それはこの事件が,高い西欧的教養を積んだ二人の文学者の内心に,近代文明と伝統的文化との関係についての深い反省をよび起こしたことを意味している。【尾藤 正英】
[犠牲としての殉死]
王侯の死に際して臣下がみずからの意志で死ぬという意味での殉死は広く見られる現象ではない。おそらくこうした自殺としての殉死が多少とも制度的に存立しうるとすれば,ごく特殊な歴史的・社会的条件下で孤立した現象として発生したものに限られるであろう。…
…それぞれの社会と同じような来世の存在を信じていた時代の風習で(来世観),古文献によると,生きながら埋められた場合もあった。人間に限らず犬や馬を葬ったものも殉葬というが,犠牲として区別すべきものもある。例えば殷代の武官村殷墓のように,墓壙の埋土中にあった頭骨だけの34個や,墓の南60~70mあたりにある大量の頭のない俯身葬人骨などがそれである。…
※「犠牲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...