特殊意思(読み)とくしゅいし

世界大百科事典(旧版)内の特殊意思の言及

【一般意思】より

…一般意思という語は,まずディドロによって,《百科全書》の〈自然法〉の項目において用いられている。彼は一般意思を各個人の特殊意思とは区別して,全人類の一般的かつ共通の利益に基づくものとし,これによって自然法を根拠づけた。これに対してルソーは,《政治経済論》においてこれを単一の存在たる政治体の意思とし,さらに《社会契約論》において国家理論の中心概念として位置づけたのである。…

※「特殊意思」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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