精選版 日本国語大辞典 「特命全権公使」の意味・読み・例文・類語
とくめい‐ぜんけんこうし【特命全権公使】
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…また,18年のエクス・ラ・シャペル会議において,公使と代理公使の間の階級として弁理公使が認められたが,これはその後使われなくなった。公使を代理公使等と区別するために特命全権公使と呼ぶことがある。大使および公使は一国の元首から他国の元首に対して派遣されるが,代理公使は外相から外相に対して派遣される。…
…階級の区別は,常置使節の制度の一般化につれて行われるようになった。現在,常置使節には,大使のほかに特命全権公使と代理公使がある。公使は大使に次ぐ地位(特命全権公使のほうが代理公使より上位)であるが,大使との差異は,席次と儀礼についてのみ存在し,職務と特権については存在しない。…
※「特命全権公使」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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