牴牾(読み)テイゴ

デジタル大辞泉 「牴牾」の意味・読み・例文・類語

てい‐ご【××牾】

[名](スル)くいちがうこと。
「その枝葉を広めしが為に、枝葉の内に相―するもの発するなり」〈田口日本開化小史
[類語]食い違いずれ行き違いジレンマ矛盾撞着どうちゃく自家撞着齟齬そご二律背反背反背理不整合不一致扞格かんかく対立相克あい反する食い違うミスマッチ相容れない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「牴牾」の読み・字形・画数・意味

【牴牾】ていご

食いちがう。清・兪〔春在堂随筆、一〕論語十卷、~日本、物生徂徠)す。~其の大旨、好んで宋儒と牴牾す。然れども亦た朱の是なるを謂ふ處り。るべき多し。

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