物見車(読み)モノミグルマ

デジタル大辞泉 「物見車」の意味・読み・例文・類語

ものみ‐ぐるま【物見車】

祭礼などの行事見物するときに乗る牛車ぎっしゃ
「かねてより、―、心づかひしけり」〈・葵〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物見車」の意味・読み・例文・類語

ものみ‐ぐるま【物見車】

〘名〙 祭礼などの見物や遊覧などの際に乗って出る牛車
※宇津保(970‐999頃)祭の使「一条大路にものみ車ども数知らず、殿の御車どもものしたる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android