精選版 日本国語大辞典 「物理」の意味・読み・例文・類語
ぶつ‐り【物理】
〘名〙
① 物の道理。明治以降は、多く理学的な道理をいう。
※経国集(827)一・重陽節菊花賦〈嵯峨天皇〉「観二物理於盛衰一兮、知二造花之異一レ時」
※百学連環(1870‐71頃)〈西周〉二(物理上学)「心理の首とする所は性理にして、物理の首とする所は格物なり」 〔新書‐道徳説〕
② 「ぶつりがく(物理学)」の略。
※改正増補物理階梯(1876)〈片山淳吉〉題言「国家小学を設け児童に教ふるに中外の歴史より物理数学等の各科に至る諸書を以てす」
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