牧庵鞭牛(読み)ぼくあん べんぎゅう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牧庵鞭牛」の解説

牧庵鞭牛 ぼくあん-べんぎゅう

1710-1782 江戸時代中期の僧。
宝永7年生まれ。陸奥(むつ)橋野村(岩手県釜石市)の曹洞宗(そうとうしゅう)林宗(りんそう)寺の住持宝暦の大飢饉(ききん)で難民をすくうため宝暦5年から道路開削にとりくみ,二十余年にわたって閉伊(へい)街道や三陸沿岸沿いの難所改修整備につくした。天明2年死去。73歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android