牧口村(読み)まきぐちむら

日本歴史地名大系 「牧口村」の解説

牧口村
まきぐちむら

[現在地名]小松市牧口町

南北は山地で中間に水田がある。西は西原にしはら村、北は井口いのくち村・白山田しらやまだ村。かつては角屋すみや村といったが、いつの頃か京都より皇女牧姫が配流され居住したため牧口としたという伝承がある。正保郷帳では高二一六石余、田方一五町余・畑方三町四反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高二一三石、免四ツ九分、小物成は山役二〇五匁(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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