牢輿(読み)ろうごし

精選版 日本国語大辞典 「牢輿」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ごし ラウ‥【牢輿】

〘名〙 囚人を護送するために用いる輿。
※金刀比羅本保元(1220頃か)下「さしもきびしく打付たる籠輿(ロウゴシ)の」

ろう‐よ ラウ‥【牢輿・籠ロウ輿】

〘名〙 竹でこしらえた粗末なこし。かごこし。
北条五代記(1641)二「両人若君をいけとり奉りろうよにのせ申」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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