牟田池(読み)むたいけ

日本歴史地名大系 「牟田池」の解説

牟田池
むたいけ

[現在地名]直方市植木 西堤田

犬鳴いぬなき川の下流左岸に位置する用水池。池の北を主要地方道直方―宗像線が通る。堤高六メートル・堤長二七〇メートル、貯水量三五万立方メートル。「続風土記」には植木うえきの「町の西に大池あり。南北五町、東西四町許有。水多くして、国中にて凡二三の大塘なり」と記され、また筑前国中大塘八所の一つに植木村をあげている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android