牛酪(読み)ぎゅうらく

精選版 日本国語大辞典 「牛酪」の意味・読み・例文・類語

ぎゅう‐らく ギウ‥【牛酪】

〘名〙 牛乳脂肪質を固めたもの。バター
随筆・孔雀楼筆記(1768)一「烏丸故内府公、予に牛酪(ラク)を賜ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「牛酪」の意味・読み・例文・類語

ぎゅう‐らく〔ギウ‐〕【牛酪】

バター。
麺包パン―を…空しく卓に残したりしや」〈逍遥小説神髄

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「牛酪」の読み・字形・画数・意味

【牛酪】ぎゆうらく

バター。

字通「牛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の牛酪の言及

【バター】より

…このようにバターは古くは薬用その他に珍重され,食用としては少数の人に利用されていたに過ぎない。日本では徳川家斉がインド白牛の乳から牛酪(バター)を作らせたといわれるが,上流階級の薬用として用いられたのみで,食用として用いられるようになったのは明治以降になってからである。
[種類]
 食塩添加の有無により加塩バターと無塩バターに分けられる。…

※「牛酪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android