牛の角を蜂が刺す（読み）うしのつのをはちがさす

精選版 日本国語大辞典

うし【牛】 の 角(つの)を=蜂(はち)が刺(さ)す［=蚊(か)がせせる］

牛の角を蜂または、蚊がさしても牛は痛くもかゆくも感じないように、物事に対してなんとも感じないことのたとえ。鹿の角を蜂が刺す。

※浮世草子・風流夢浮橋（1703）二「あせみづになって祈れども、牛の角を、蚊のせせるほどもげんなし」

出典　精選版 日本国語大辞典

ことわざを知る辞典

牛の角を蜂が刺す

牛の角を蜂がさしても牛は痛くもかゆくも感じないように、物事に対してなんとも感じないことのたとえ。

[類句] 鹿の角を蜂が刺す

出典　ことわざを知る辞典