牛に経文(読み)ウシニキョウモン

デジタル大辞泉 「牛に経文」の意味・読み・例文・類語

うし経文きょうもん

いくら説き聞かせても効き目のないことのたとえ。馬の耳に念仏
[類語]馬耳東風馬の耳に風馬の耳に念仏犬に論語牛に対してことを弾ず兎に祭文ぬかに釘豆腐にかすがい暖簾のれんに腕押し石にきゅう石に針沢庵たくあんのおもしに茶袋汽車の後押し網の目に風とまらず籠で水を汲む屋上おくを架す屋下に屋を架す月夜に提灯ちょうちん闇の夜の錦泥田を棒で打つ竹藪に矢を射るよう死に馬にはり氷にちりば泥裡でいり土塊どかいを洗う権兵衛が種蒔きゃからすがほじくる骨折り損の草臥くたびもう

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精選版 日本国語大辞典 「牛に経文」の意味・読み・例文・類語

うし【牛】 に 経文(きょうもん)

いくら説き聞かせてもなんのききめもないことのたとえ。馬の耳に念仏。
浄瑠璃小野道風青柳硯(1754)二「汝等に言聞すは、牛に経文

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