片鉤・片鎰(読み)かたかぎ

精選版 日本国語大辞典 「片鉤・片鎰」の意味・読み・例文・類語

かた‐かぎ【片鉤・片鎰】

〘名〙 物の結び目に、輪一つを一方に作ること。⇔諸鉤(もろかぎ)
※殿暦‐長治二年(1105)正月二五日「申文三通以上時、院宮御申文の裏紙を取て、やりてひねりてむすびついて、かたかぎにゆるにむつひて入闕官筥」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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