片釣(読み)かたづり

精選版 日本国語大辞典 「片釣」の意味・読み・例文・類語

かた‐づり【片釣】

〘名〙 (形動) 不釣合であること。かたよっていること。かたっつり。
※新撰六帖(1244頃)五「後の世のなげきと人の恋しさとかたづりならぬ身の思ひ哉〈藤原光俊〉」

かた‐づ・る【片釣】

〘自ラ五(四)〙 不釣合になる。かたよる。
※三体詩幻雲抄(1527)「或第一句ばかりでもあれ第二句ばかりでもあれ只一句を承はかたづりてわるからうぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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