片端から(読み)カタハシカラ

デジタル大辞泉 「片端から」の意味・読み・例文・類語

かたはし‐から【片端から】

[副]かたっぱしから」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片端から」の意味・読み・例文・類語

かたっぱし‐から【片端から】

〘副〙 (「かたっぱし」に、助詞「から」のついた語。「かたっぱじから」とも)
① 端の方からつぎつぎと。手当たり次第に。つぎつぎと。かたっぱし。
咄本・鯛の味噌津(1779)角力大寒小寒八専等、かたっはじからひろいなげにあいける所へ」
明暗(1916)〈夏目漱石二三友達片端(カタッパシ)から批評し始めた」
② 端のほうまで全部
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉四「言葉英吉利のやうだがかたっぱしから黒ン坊ばかりだぜ」

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