爪磨(読み)つめみがき

精選版 日本国語大辞典 「爪磨」の意味・読み・例文・類語

つめ‐みがき【爪磨】

〘名〙 爪をみがくこと。また、爪をみがく道具。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉二「此場に於て製する刃物は、食刀、懐刀〈略〉爪磨き等、凡食案に用ひ、文房に用ひ、冶粧に用ひる、鋼の小器械をみな製し出す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

動植物名よみかた辞典 普及版 「爪磨」の解説

爪磨 (ツメミガキ)

植物トクサ科の多年草,園芸植物,薬用植物。トクサの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の爪磨の言及

【つめ切り(爪切り)】より

…つめを切る道具。古くは,小刀でつめを切ったり,爪磨(つまと)と呼ばれる砥石(といし)でといだらしい。《土佐日記》にもつめを切るのに子(ね)の日を避けた,という記述があり,つめを切る道具があったことがわかる。…

※「爪磨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android