燃焦(読み)もえこがる

精選版 日本国語大辞典 「燃焦」の意味・読み・例文・類語

もえ‐こが・る【燃焦】

〘自ラ下二〙
① 火に焼けて黒くなる。
順集(983頃)「れふしにもあらぬ我こそあふことをともしのまつのもえこがれぬれ」
② 恋いこがれる。恋しさにもだえる。また、苦しみもだえる。
※陽成院歌合(913頃)「あひもみぬ恋によりつつ夏虫のもえこがるれどかひなかりけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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