熱性痙攣(読み)ネッセイケイレン

デジタル大辞泉 「熱性痙攣」の意味・読み・例文・類語

ねっせい‐けいれん【熱性××攣】

痙攣けいれんうち、セ氏38度以上の熱があり、発熱以外に原因がみあたらないものをいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の熱性痙攣の言及

【ひきつけ】より

…脳起源のことが多いが,脊髄起源のものもある。小児期に起こりやすく,なかでも発熱に伴って起こる熱性痙攣が多い。中枢神経感染症,頭蓋内出血,頭部外傷など一時的なもののほかに,慢性反復性のものとして,癲癇(てんかん),代謝異常や脳腫瘍などによる脳病変,泣入りひきつけ(いわゆる癇の強い子どもが激しく泣いたとき,呼吸が止まり無酸素性痙攣発作を起こすもの)などがある。…

※「熱性痙攣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」